キャンビー・ガーデンズに新しい支援付き住宅が誕生
George Pearsonセンター(George Pearson Centre, GPC)再開発プロジェクトには複数の段階がありますが、このプロジェクトは2022年10月に、同センター住人の第一陣が新築のコミュニティベースの支援付き住宅へ入居を開始するという、重要なマイルストーンを迎えました。
GPCは、バンクーバーのオークリッジ(Oakridge)地区にある長期介護付きホームです。1952年に建設され、現在は、複雑な医学的、身体的症状を持つ100人以上の入居者が暮らしています。GPC再開発では、老朽化した施設に代わり、敷地内で支援が選べる、さまざまな新しい住宅が建設されます。
再開発計画の一環として、住人の一部はGPCから、同地区に新たに開発される、キャンビー・ガーデンズ(Cambie Gardens)のコミュニティベースの支援付き住宅に移る予定です。この住宅モデルは、すべての人を歓迎し、すべての人が利用できる統合コミュニティの一部として、個人が選んだレベルの独立した生活を支援するように設計されています。このケアモデルの一部は、住人や障害者支援団体により設計されており、支援付き住宅の未来を形作るための一助となっています。その結果、GPCの住人は、より広範囲のバンクーバー地域住民とこのアパートを共有することになります。
"待ちに待った再開発とケアモデルが実現したことは大変喜ばしいことです。これにより、住人とそのご家族に明るい変化がもたらされることを楽しみにしています。"
- Bob Chapman, バンクーバー・コースタル・ヘルスバンクーバー地域担当副代表(Vice President, Vancouver Community)
2022年秋から第一次入居が始まりました。VCHとサービスプロバイダーであるコネクト・パートナーズ(CONNECT Partners)は、2023年もGPCの住人第一陣44人の入居を継続する予定です。残りの住人の入居は2030年頃の竣工まで段階的に行われ、その時点でGPCは永久に閉鎖されます。
新しい住居には、幅広い保健サービスや支援、治療用プール、成人向けデイプログラムが集まるコミュニティヘルスセンターが新たに設置される予定です。